先駆けデザイナーと写真家が求める、新トレンドとテクノロジー。

秋講座FB広告

日本の写真教育とデザイン教育は、新しい概念と技術進歩に対応したカリキュラム創りに遅れてしまった。

すでに、写真カメラは静止画と動画の両用撮影機になったのが約20年前であるが、大学の写真学科と映像学科は分派したままである。また、Adobeが社運を賭けてグラフィック系アプリをパッケージメディアからクリエイティブクラウド(CC)に革命的とも言えるチェンジに挑戦し成功させた。これによりデザインと写真の境界が溶解していき、また、Webテクノロジーは最初の文字中心のネットワーク創りから、Web2.0のマーケティングや広告ツールへと革命的に変化し、表層デザインも写真から映像の活用へと進化してきた。

ここまでは現在への歴史であるが、私たちは次はどこに向かうのかを知ることが大切であり、答えはすでに見えている。それは、トータルなプロデュースからディレクションへの視点であり、写真・映像・デザインの統融合的なカリキュラムでの学びと、そこから生まれるトータルな発想力である。

技術的には、これまでの虫の眼からドローン視覚を加えた鳥の眼による複眼の思考である。また、すべての分野において科学的なシュミレーションが求められる時代に最も必要な技術は簡潔なCG表現である。すでにハリウッドでは約20年も前から映画の絵コンテシナリオが簡潔なCGを使うプリビジュアライゼーションの時代になり、このトレンドはすでにビジネス分野にも及んでいる。

結論的には、デザイナーの仕事には、企画立案・写真撮影・映像制作・Webデザイン・紙ベースデザイン・ドローン・CG技術などのトータルスキルと特化したスペシャルスキルが求められているが、上記のスキルをトータルに学ぶ場は少ない。

大阪国際メディア図書館の付属講座である「写真表現大学」「Eスクール」では、この新しい時代の要請に応えられるオンリーワンなカリキュラムを実施している。秋募集フライヤー