写真を見ていると、わからないとか、わかりにくい、と感じることは、誰にでもあることです。しかしその「わからない」「わかりにくい」とは、いったい何を意味しているのでしょう?
あるいは逆に、「わかる」とはどういう事態を指すのでしょう?
私たちにおなじみのこの感覚に注目することで、写真を見ることの意味、さらにはその倫理をめぐって、ご一緒に考えてみたいと思います。
● 講師:竹内万里子さん(写真批評家)
● 日程:10/17(日)10:30〜12:30
● 場所 宝塚メディア図書館(阪急逆瀬川駅アピア3 B1F)
● 参加費 ¥2,000(一般)/図書館有料会員は無料でご参加頂けます
1972年東京生まれ。写真批評家。早稲田大学政治経済学部卒業、同大学大学院文学研究科修士課程修了(芸術学)。東京国立近代美術館客員研究員などを経て、2009年より京都造形芸術大学芸術表現・アートプロデュース学科准教授。「アサヒカメラ」「美術手帖」「フォトグラフィカ」など、雑誌・新聞に評論やインタビューを寄稿。『鷹野隆大1993-1996』(蒼穹舎)、『鈴木龍一郎写真集
オデッセイ』(平凡社)等、国内外の作品集への執筆も多い。美術館やギャラリー、教育機関などでレクチャー、トーク、作品講評を頻繁に行なっている。2008年フルブライト奨学金を受け渡米、同年「パリフォト」日本特集のゲストキュレーターを務めた。現在、早稲田大学非常勤講師、ニコンサロン選考委員などを務める。