【蔵書紹介】なぜ写真展『アルフレッド・スティーグリッツとその仲間たち』の図録は重要なのか?

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大阪国際メディア図書館が所蔵する約33000点のコレクションの中から毎回1点をセレクトして簡単にご紹介していく【蔵書紹介】コーナー。本日は『アルフレッド・スティーグリッツとその仲間たち[Alfred Stieglitz and his Contemporaries]』 (東京都写真美術館朝日新聞社, 東京都, 1997)をピックアップしました。

「近代写真の父」と称されることの多いアルフレッド・スティーグリッツ(Alfred Stieglitz, 1864年1月1日 – 1946年7月13日)は、写真にしかできない表現を追求しながら写真独自の新しい美学を確立しました。

そんなスティーグリッツの写真の精神を浮き彫りにすべく1997年に開催されたのが『アルフレッド・スティーグリッツとその仲間たち』 展です。その際に出版された本図録には彼の代表作から初期の作品、晩年の作品までが収録されており、
スティーグリッツの写真を知るには最適の入門書の一つだと言えます。

また本展はシカゴ美術館ニューヨーク近代美術館(MoMA)多数のスティーグリッツ作品を国内外の他の美術館に貸し出した初めての展覧会でもあり、その際に出版された本図録は歴史的にも重要な資料となっています。

スティーグリッツの他の写真集とともに当館にて無料で閲覧して頂けますので、ぜひ一度お越し下さい!また有料会員様には貸出サービスもございます。ご自宅でゆっくりとご覧になりたい方におすすめです。

お知らせ
当館が運営する写真スクール写真表現大学」と映像・ CG・ドローンスクールEスクール」では、2018年度生の募集を開始致しました。早期入学特典付の無料資料請求こちらのページよりお申込み下さい。
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