「現代美術と写真」
写真を取り巻く現状は、時代の流れやテクノロジーの進化とともに
大きく変容してきました。
そんな中「美術」と「写真」の境界線は、希薄になりつつあります。
荒木経惟、蜷川実花、鈴木理策、ティルマンスなど、
多くの写真家が現代美術の中で評価され、大規模な個展が開催されています。
毎日新聞社の記者として多くのアーティストにインタビューを行い、
広く美術に精通する岸氏より、現代美術の中における写真の現状や今後の可能性などのお話をいただきます。
【岸桂子】きしけいこ/美術評論家 1971年京都生まれ。同志社大卒。94年毎日新聞入社。 神戸支局などを経て99年以降、大阪と東京の学芸部で主に美術を担当。 多くの展評などを執筆。 |