「現代」との出逢いをきりとる
「目の前にあるもの」をストレートに写し、作品を創り出す。昨年末より突如現れた新鋭写真家は、何を考え、そのものを捉えているのだろうか。代表作である2作に加え、木村伊兵衛賞受賞以降のプロジェクトに関してお話いただきます。ナビゲーターには、The Third Gallery Aya のディレクターであり当校講師でもある綾智佳により進行いたします。。
【石川 竜一】いしかわ りゅういち/写真家 1984年沖縄生まれ。2005年沖縄国際大学在学中から独学で写真を始める。2008年から舞踊家しば正龍に師事、2010年から写真家勇崎哲史に師事、東松照明デジタル写真ワークショップ沖縄3期生として参加。第35回写真新世紀で清水穣選佳作。2014年森山大道ポートフォリオレビュー展出展。『絶景のポリフォニー』、『okinawan portraits 2010-2012』(赤々舎)、第40回木村伊兵衛写真賞受賞。初期のモノクロフィルム作品を含む写真集『adrenamix』(赤々舎)を2015年7月に刊行予定。 |
【綾 智佳】あや ともか/The Third Gallery Ayaディレクター 大阪生まれ。 1996年The Third Gallery Aya 設立、ギャラリーオーナーディレクター。一般社団法人日本芸術写真協会理事。一般社団法人宝塚メディア図書館理事。 石内都、ジョー・スペンス、牛腸茂雄、山沢栄子、岡上淑子、赤崎みま、阿部淳、浅田暢夫、渡邊耕一、垣本泰美、多田ユウコ、三田村陽、石川竜一などの展覧会を開催。写真及び現代美術を取扱う。 1997年「6Works+6Artists しごと- 作家/写真家であることを選んで」6人の作家、秋岡美帆、石内都、児玉房子、永原ゆり、松尾弘子、松本路子氏ののインタビュービデオを制作。2002年作家による雑誌「写場写場」を監修、これは2005 年に最終号を刊行。 2007年「Comical&Cynical – 韓国と日本の現代写真」を企画、翌年韓国にも巡回。 http://www.thethirdgalleryaya.com/ |