初めての写真集をつくる
赤々舎は設立以来、新人の写真集を多く手がけてきました。写真集はカタログではなく、それそのものが写真家の作品として重要な存在となります。
“初めての写真集”は、どのようなきっかけから生まれ、どのように編まれ制作されているのかーー
この秋、赤々舎が送り出す石川竜一と仲田絵美の写真集へのアプローチを具体的に辿り、それぞれの写真が提起する新しい可能性についてもお話しします。
【姫野希美】ひめのきみ/赤々舎 青幻舎編集長を経て、2006 年に赤々舎を設立。写真集、美術書を中心に120冊余りの書籍を刊行。第33回木村伊兵衛写真賞の志賀理江子『CANARY』、岡田敦『I am』、第34回同賞の 浅田政志『浅田家』、第35回同賞の高木こずえ『MID』『GROUND』、第38回同賞の百々新『対岸』などがある。2014年より東京工芸大学教授。 http://www.akaaka.com/ |